言葉を残す(読み)コトバヲノコス

デジタル大辞泉 「言葉を残す」の意味・読み・例文・類語

言葉ことばのこ・す

のちのちのために言っておく。「斯道しどう先達せんだつが―・している」
言うべきことを、全部言わないでおく。きっぱりと言いきらない。「―・さず洗いざらいぶちまける」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「言葉を残す」の意味・読み・例文・類語

ことば【言葉】 を 残(のこ)

  1. 後世のために言い置く。
    1. [初出の実例]「伝教大師はわがたつ杣(そま)のことばをのこせり」(出典千載和歌集(1187)序)
  2. 言わなければならないことを、また、言いたいことを全部は言わないでおく。言い残す。
    1. [初出の実例]「天下の成功只此一挙に有るべきにて候者をと、詞(コトバ)を残さで申ければ」(出典:太平記(14C後)一六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む