記念祭(読み)キネンサイ

デジタル大辞泉 「記念祭」の意味・読み・例文・類語

きねん‐さい【記念祭】

ある事柄を記念して行う祭り行事

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精選版 日本国語大辞典 「記念祭」の意味・読み・例文・類語

きねん‐さい【記念祭・紀念祭】

  1. 〘 名詞 〙 ある事柄を記念して行なう祭や行事。
    1. [初出の実例]「紀念祭(キネンサイ)初日より十四日午前までに同社へ納まりし初穂料は」(出典風俗画報‐一九八号(1899)人事門)
    2. 「十二月のは義士討入の日の記念祭(キネンサイ)」(出典:東京年中行事(1911)〈若月紫蘭〉四月暦)

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世界大百科事典(旧版)内の記念祭の言及

【祭り】より

…この種の祭りは,季節や生産のリズムに沿った自然的事実が祭りの象徴となることが多く,季節祭の姿を呈する。歴史的事件などの社会的事実などが象徴の中心となる祭りは,必ずしも季節性はなく,記念祭の姿をとる。これらの祭りにおいては,人に神が憑依(ひようい)したり,人が神の化身となったりして神と人との合一が実在化し,人々が祝祭的な行動をするなかで集団的に一体化し没我的状態となって理想世界を体験したりする。…

※「記念祭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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