証入(読み)ショウニュウ

デジタル大辞泉 「証入」の意味・読み・例文・類語

しょう‐にゅう〔‐ニフ〕【証入】

仏語。正しい智慧ちえによって真意を悟ること。証得悟入

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精選版 日本国語大辞典 「証入」の意味・読み・例文・類語

しょう‐にゅう‥ニフ【証入】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「証」はさとる意 ) 仏語。正智によって真理を悟ること。証得。悟入。
    1. [初出の実例]「あきらかにしりぬ、結跏趺坐、これ三昧王三昧なり、これ証入なり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)三昧王三昧)

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「証入」の解説

証入 しょうにゅう

1196-1245 鎌倉時代の僧。
建久7年生まれ。仁田(にった)忠常の子。浄土宗西山派の開祖証空に師事し,京都東山の宮辻子(みやつじ)に阿弥陀院を創建して布教につとめた。五祖一轍義(いってつぎ)をとなえ,その流派東山流,または宮辻子義といわれる。寛元3年7月7日死去。50歳。字(あざな)は観鏡。号は寂静房。

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