証蓮寺(読み)しようれんじ

日本歴史地名大系 「証蓮寺」の解説

証蓮寺
しようれんじ

[現在地名]長野市松代町寺町

白鳥山報恩院証蓮寺という。真宗大谷派。

永仁年中(一二九三―九九)更級さらしな塩崎しおざき(現塩崎)康楽こうらく寺二代目の浄賀法眼が、東条村に建立したのが本寺の創建で、慶長年中(一五九六―一六一五)現在地に移った。天正六年(一五七八)武田勝頼が康楽寺に与えた朱印状(康楽寺文書)には、証蓮寺等の末寺及び同宿であった三七人に妻帯を許し、普請役を免除することを康楽寺に命じている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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