デジタル大辞泉 「誘る」の意味・読み・例文・類語 おこつ・る【▽誘る】 [動ラ四]だまして人をさそう。また、機嫌をとる。「このふみの、けしきなく―・り取らむの心にて、あざむき申し給へば」〈源・夕霧〉[補説]仮名遣いは「おこつる」か「をこつる」か不明。 をこつ・る【▽誘る】 [動ラ四]⇒おこつる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「誘る」の意味・読み・例文・類語 おこつ・るをこつる【誘】 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 うまい事を言ったり、したりして人をあざむき誘う。また、御機嫌をとる。とり入る。[初出の実例]「盛りに宴饗(とよのあかり)を設けて虜(あた)を誘(ヲコツリ)て取れ」(出典:日本書紀(720)神武即位前戊午年一〇月(熱田本訓)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例