誠光寺(読み)せいこうじ

日本歴史地名大系 「誠光寺」の解説

誠光寺
せいこうじ

[現在地名]松橋町両仲間

山号は豊雲山、浄土真宗本願寺派阿弥陀如来本尊とし、ほかに開山および中興上人絵像などを安置。「国誌」は、八代郡野津のづ(現竜北町)勝専しようせん坊の末寺で、慶長一九年(一六一四)明教の開基とする。「下益城郡誌」には、阿蘇の宇衛門惟玄が出家して祐誓と改め、天文四年(一五三五)八月益城郡に来住し、その子祐玄が慶長元年三月に開いたとする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android