課税保留(読み)カゼイホリュウ

デジタル大辞泉 「課税保留」の意味・読み・例文・類語

かぜい‐ほりゅう〔クワゼイホリウ〕【課税保留】

納税義務者特定が困難な場合に、地方公共団体課税を一時的に保留すること。土地家屋所有者が死亡し、相続人が不明な場合は固定資産税都市計画税盗難等で自動車所在が不明な場合は自動車税軽自動車税について、納税通知書を送付せず、課税を保留する。また、車検切れの自動車を課税保留の対象とする自治体もある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android