調和道身心健康法(読み)ちょうわどうしんしんけんこうほう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「調和道身心健康法」の意味・わかりやすい解説

調和道身心健康法
ちょうわどうしんしんけんこうほう

前田霊斎 (1868~1957年) が 1907年に創始した呼吸をもとにする健康法。藤田はその呼吸法を息心調和法,調和息法,丹田呼吸法と称し,単に調和法という場合もあった。健康の土台はすべて呼吸にあるとの信念に基づき,常に呼気性の腹圧呼吸に主体が置かれている。その構成は (1) 1つの原則 (呼吸の原則) ,(2) 2つの柱 (長息,短息) ,(3) 3つの基本 (呼吸の基本,姿勢の基本,動作の基本) ,(4) 5つの息法 (波浪息,大振息,屈伸息,虚実息,完全息) からできている。その最大の特長は,呼吸法に動作を取り入れ,心の面も強調し,動息心一体の境地で実修することを主眼としたことである。なお現在も,調和道協会が丹田呼吸法の実習指導を行なっている。

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