調淡海(読み)つきの おうみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「調淡海」の解説

調淡海 つきの-おうみ

?-? 飛鳥(あすか)-奈良時代官吏
壬申(じんしん)の乱(672)の際,吉野を脱出した大海人(おおあまの)皇子(天武天皇)にしたがった舎人(とねり)。大宝(たいほう)元年持統太上(だいじょう)天皇紀伊(きい)行幸にしたがったときによんだ歌が「万葉集」巻1におさめられている。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例