諏訪史料叢書(読み)すわしりようそうしよ

日本歴史地名大系 「諏訪史料叢書」の解説

諏訪史料叢書
すわしりようそうしよ

三八冊 諏訪史料叢書刊行会編(一―二四巻)・諏訪教育会編(二五―三八巻) 大正一四年―昭和一八年刊

構成 巻一(年内神事次第旧記・諏訪神社祭典古式・諏訪上下両社年内神事大略 附上下両社御柱祭古今)、巻二(諏方大明神画詞・諏訪大明神御本地縁起・諏方上下社祭祀再興次第)、巻三(神長守矢満実書留・御頭帳・御頭役請執帳・諏訪社物忌令・社例記)、巻四(諏方社御頭諸記録)、巻五(奉令集上)、巻六(奉令集下)、巻七(水戸浪士通行和田嶺樋橋合戦諸記録)、巻八(大祝職位事書・諸神勧請段・祝詞段・根元記・御七五三之事・諏訪効験・諏訪講之式・下社物忌令事)、巻九(道の記・雪まるけ他曾良関係諸記録)、巻一〇(松平忠輝関係史料)、巻一一(諏訪上下社造宮に関する古記録)、巻一二(諏訪御符礼之古書・守矢頼真書留・神長殿知行検地帳・天正年中神長知行之書・信州諏訪郡高辻・信濃国高島領郷村高辻帳・信州諏方御頭帳)、巻一三(相楽総三関係史料)、巻一四(諏訪郡諸村並旧蹟年代記・諏訪旧蹟誌)、巻一五(諏訪古文書集上―諏訪上社並社家文書・諏訪下社並社家文書・諸社文書)、巻一六(諏訪古文書集下―諏訪子爵家文書・諸家散在文書・区有文書・寺院文書・郡内文書・補遺・付録)、巻一七(当社神幸記・御渡り帳)、巻一八(二の丸一件史料上―御一件覚書・金洞院行実・千野一件・二の丸一件文書ほか)、巻一九(二の丸一件史料集下―御叱書・御一件調・御年譜下・補遺)、巻二〇(洲羽国考・顕幽本記)、巻二一(諏方かのこ・洲羽事跡考・諏方誌・信濃国昔姿・諏方旧事記・右日記書抜)、巻二二(藩譜私集)、巻二三(藩譜私集中)、巻二四(藩譜私集下)、巻二五(交通関係史料)、巻二六(古記録古文書補遺史料)、巻二七(諏訪家譜其一・其二、付諏訪一八家系図)、巻二八(諏訪上下宮社家系図ほか)、巻二九(古文書・金石銘文・伝法灌頂記並古写経奥書類・付諸書奥書類)、巻三〇(社家・諸家・区有史料・補遺)、巻三一(古検地帳類上下)、巻三二(分限帳)、巻三三(分限帳・家中役人系図)、巻三四(大納戸日帳)、巻三五(蕉鹿編―天竜道人の遺作)、巻三六(天竜道人史料)、巻三七(御触書写帳上)、巻三八(御触書写帳下)。解説中世以降の諏訪上下社(現諏訪大社)由来祭祀・造営・社職等の諸記録を通じて、諏訪地方並びに信濃諸豪族の動静をうかがうことができ、近世では高島藩内の検地政治交通・文化・藩内諸村の推移を知る史料を収める。諏訪史編纂の一環として集録したものである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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