論定（読み）ろんてい

精選版 日本国語大辞典

ろん‐てい【論定】

〘名〙 議論して決定すること。論じて決めること。

※続日本紀‐天平一七年（745）一〇月戊子「論_二定諸国出挙正税_一、毎_レ国有_レ数」

※筆まかせ（1884‐92）〈正岡子規〉一「小説は衆人に分りやすからしむるが目的なるや否やはたやすく論定すべからず」 〔礼記‐王制〕

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

ろん‐てい【論定】

［名］(スル)論じて決めること。論じて決定・規定すること。「事の是非を論定する」

出典　小学館

普及版 字通

【論定】ろんてい

検討して定める。〔後漢書、楊終伝〕宣、く群儒を(め)し、五經を石渠閣に論定せしむ。～宜しく石渠の故事の如くすべしと。是(ここ)に於て儒に詔し、白虎に同異を論考せしむ。

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出典　平凡社「普及版 字通」