諡号と森鷗外

共同通信ニュース用語解説 「諡号と森鷗外」の解説

諡号と森鷗外

帝諡考ていしこう」は「(諡号)」について、追号のうち美刺びし(ほめる、そしる)の意義を有するものと定義している。「○○尊(みこと)」のような国風(和風)と漢字による漢風がある。地名などによる「○○院」や一世一元制以後の「明治天皇」の追号は狭義の諡ではないが列記されている。文豪軍医総監として有名な森鷗外は、宮内省で歴代天皇の調査や、日本書紀などの歴史書「六国史りっこくし」の校訂に携わった。正倉院の一般公開につながる道を開いたのも鷗外だった。

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