諷意(読み)フウイ

デジタル大辞泉 「諷意」の意味・読み・例文・類語

ふう‐い【×諷意】

遠まわしに示された意味。ほのめかした気持ち。
小説に―を寓して世を誡むるの力あるは」〈逍遥小説神髄

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「諷意」の意味・読み・例文・類語

ふう‐い【諷意】

  1. 〘 名詞 〙 遠まわしに表わされた意味。ほのめかした気持。
    1. [初出の実例]「少女此諷意(フウイ)を解すること能はず」(出典花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「諷意」の読み・字形・画数・意味

【諷意】ふうい

諷刺の意。

字通「諷」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android