諸役御免(読み)ショヤクゴメン

デジタル大辞泉 「諸役御免」の意味・読み・例文・類語

しょやく‐ごめん【諸役御免】

江戸時代武家御用を務めた町人や特別の家柄の者が、すべての課役を免除されたこと。

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精選版 日本国語大辞典 「諸役御免」の意味・読み・例文・類語

しょやく‐ごめん【諸役御免】

  1. 〘 名詞 〙 特別な家柄の者や、武士、武家の御用をつとめている町人などが、すべての課役を免除されたこと。
    1. [初出の実例]「雖諸役御免御教書、所々任失例其沙汰之条、勿論也」(出典建内記‐嘉吉四年(1444)正月二九日)
    2. 「天武天皇の末裔にして高家なれば、諸御免(ショヤクゴメン)あって世を遊楽に」(出典:浮世草子武道伝来記(1687)一)

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