講親(読み)コウオヤ

デジタル大辞泉 「講親」の意味・読み・例文・類語

こう‐おや【講親】

無尽講頼母子講たのもしこうなどを主催し、第1回の掛け金の贈与や貸し付けを受ける者。講元
伊勢講稲荷講いなりこうなどの世話をする役。

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精選版 日本国語大辞典 「講親」の意味・読み・例文・類語

こう‐おや【講親】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 無尽講、頼母子(たのもし)講などで掛金最初の落札者。講頭(こうがしら)
  3. 伊勢講など、講中世話役。講元。講頭。
    1. [初出の実例]「寿福院講親にて伊勢講参宮の衆」(出典:多聞院日記‐天正一一年(1583)五月三日)

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