日本歴史地名大系 「讃岐伊予土佐阿波探索書」の解説 讃岐伊予土佐阿波探索書さぬきいよとさあわたんさくしよ 一冊成立 寛永四年分類 地誌原本 滋賀県河合家写本 愛媛県立図書館解説 寛永四年幕府の隠密が四国の要地を巡見偵察した際の復命書で、伊予国については、大洲・松山・今治・宇和島の順序で巡見し、(一)城郭の見取図、(二)城郭の構成と城地の整否、(三)侍屋敷、(四)町方、(五)藩の要人の名前と俸禄、(六)軍備の概略、(七)その年の作柄、(八)藩政の得失などを記す。「四国七城巡見録」とも称し、上記伊予四城と高松・徳島・高知の三城について記す。また書名を「隠密四国偵察記抄」ともいう。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by