讐校(読み)シュウコウ

デジタル大辞泉 「讐校」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐こう〔シウカウ〕【×讐校】

二人が相対して、原本と対照して書物の誤りを正すこと。

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精選版 日本国語大辞典 「讐校」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐こうシウカウ【讐校】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「讐」は仇敵の意。そのさまが仇敵に対するように真剣なところから ) 二人が相対して、原本に照し合わせて書物の誤りをくらべ正すこと。また、文章を校正すること。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「而命阿叔聊卜取讐校而授梓人余貲諸版上」(出典:惺窩文集(1627頃)続)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐鄧皇后紀〕

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普及版 字通 「讐校」の読み・字形・画数・意味

【讐校】しゆうこう(しうかう)

対校する。〔後漢書宦者倫伝〕、經傳の多く正定せざるを以て、乃ち劉珍、士良び、東に詣(いた)り、各家法を讐し、倫をして其の事を監典せしむ。

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