豆狸(読み)マメダヌキ

デジタル大辞泉 「豆狸」の意味・読み・例文・類語

まめ‐だぬき【豆×狸】

小さなタヌキ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「豆狸」の意味・読み・例文・類語

まめ‐だぬき【豆狸】

  1. 〘 名詞 〙 小さな狸。
    1. [初出の実例]「襟巻らしいものの先に、豆狸(マメダヌキ)の様な顔が付着してゐるのも滑稽に見えた」(出典:彼岸過迄(1912)〈夏目漱石停留所)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「豆狸」の解説

豆狸

日本妖怪。狸の化け物で、人に憑いて悪戯をする、酒蔵に棲みつく、などの伝承西日本に広くつたわっている。江戸時代の奇談集「絵本百物語」にも記述がある。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android