豊川海軍工廠

共同通信ニュース用語解説 「豊川海軍工廠」の解説

豊川海軍工廠こうしょう

現在の愛知県豊川市に1939年に完成した海軍の兵器工場で、機銃弾丸などを生産し「東洋一の兵器工場」と呼ばれた。最大で約5万人以上が勤務したとされ、工場部分だけで約186ヘクタールあった。45年8月7日午前10時13分、米軍空襲開始。約30分間に3256発の爆弾が投下され、勤務していた工員学徒動員の生徒ら約2500人が命を落とした。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android