豊楽焼(読み)ホウラクヤキ

デジタル大辞泉 「豊楽焼」の意味・読み・例文・類語

ほうらく‐やき【豊楽焼】

天保(1830~1844)のころ名古屋陶工大喜豊助おおきとよすけ(号、自然翁豊楽)が始めた楽焼らくや外面に漆を塗って蒔絵まきえを施したもの。豊助焼。とよらくやき。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「豊楽焼」の意味・読み・例文・類語

ほうらく‐やき【豊楽焼】

  1. 〘 名詞 〙 文政一八一八‐三〇)の頃、尾張国名古屋の陶工、大喜豊助(自然翁豊楽。一説に豊楽の子とする)の焼き始めた楽焼。外面に黒漆を用い、金で蒔絵を施し、底に豊楽の印がある。豊助焼。豊楽。ぶらくやき。

とよらく‐やき【豊楽焼】

  1. 〘 名詞 〙ほうらくやき(豊楽焼)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android