豊竹 柳適太夫(初代)(読み)トヨタケ リュウテキダユウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「豊竹 柳適太夫(初代)」の解説

豊竹 柳適太夫(初代)
トヨタケ リュウテキダユウ


職業
人形浄瑠璃太夫

本名
高瀬 康平

別名
前名=豊竹 巴太夫(5代目)

生年月日
文政8年

出生地
摂津国灘(兵庫県)

経歴
家業は酒屋柳屋。竹本山四郎門弟。明治6年5代目豊竹巴太夫の名で大阪・竹田芝居に出座。一時浄瑠璃から遠のいていたが17年に復帰。浄瑠璃で身代を潰したことから柳の敵という意味をこめ、柳適太夫と改めた。上品な語り口で、「二月堂」を初演した。

没年月日
明治22年 10月15日 (1889年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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