象徴的遊び(読み)しょうちょうてきあそび(その他表記)symbolic play

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「象徴的遊び」の意味・わかりやすい解説

象徴的遊び
しょうちょうてきあそび
symbolic play

自己動作周囲対象を,それとは別の事象や対象の象徴と見立てて遊ぶこと。2~3歳から5歳にかけて,こうした遊びの現れる時期があるとされ,たとえば,自分を死んだあひると見立ててソファの上で伸びている動作をしたり,人形を犬と見立てて呼びかけたりする。こうした遊びを,J.ピアジェ幼児に記号的機能が芽生えてきた兆候とみなした。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む