精選版 日本国語大辞典 「豺虎」の意味・読み・例文・類語 さい‐こ【豺虎】 〘 名詞 〙① 山いぬととら。猛獣。[初出の実例]「当レ途豺虎任レ成レ群」(出典:参天台五台山記(1072‐73)五)[その他の文献]〔詩経‐小雅・巷伯〕② 猛々しい悪人のたとえ。[初出の実例]「呑レ声透過鬼門関、豺虎蹤多古路間」(出典:狂雲集(15C後)山路)[その他の文献]〔杜甫‐返照詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「豺虎」の読み・字形・画数・意味 【豺虎】さいこ 山犬と虎。悪者にたとえる。〔詩、小雅、伯〕彼(か)の譖人(しんじん)を取りて 豺虎に投げ(あた)へん 豺虎もはざれば 北(北地)に投げへん字通「豺」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報