貞実(読み)テイジツ

精選版 日本国語大辞典 「貞実」の意味・読み・例文・類語

てい‐じつ【貞実】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 節操があり篤実なこと。また、そのさま。女性についていう場合が多い。
    1. [初出の実例]「勾の義は貞実にもないとしたぞ」(出典:史記抄(1477)一〇)
    2. 「女に貞実(テイジツ)な心さへありゃア、芸妓でも娼妓でもかまふことはない」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉一七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「貞実」の読み・字形・画数・意味

【貞実】ていじつ

まめやか。

字通「貞」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android