貞頼親王(読み)さだよりしんのう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「貞頼親王」の解説

貞頼親王 さだよりしんのう

876-922 平安時代前期-中期,清和天皇の第10皇子。
貞観(じょうがん)18年生まれ。母は藤原直宗の娘。貞観18年兄貞真(さだざね)とともに親王となる。延喜(えんぎ)4年延暦寺(えんりゃくじ)西塔院に四天王像をおさめ,12年近江(おうみ)(滋賀県)蒲生郡の津田荘を同寺に寄進した。延喜22年2月8日死去。47歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android