財務省決裁文書改ざん問題

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財務省決裁文書改ざん問題

財務省が2017年に森友学園への国有地売却を巡る決裁文書を改ざんした問題。同省理財局長だった佐川宣寿さがわ・のぶひさ氏は森友側との価格交渉や政治家の関与を否定、記録を廃棄したと国会で答弁した。その後、交渉をうかがわせる資料が見つかり、安倍晋三元首相の妻昭恵あきえ氏らに関する記述の削除といった改ざんが発覚。改ざんを強制された元近畿財務局職員赤木俊夫あかぎ・としおさんは休職に追い込まれ、18年に自殺した。

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