瓦礫(読み)ガレキ

デジタル大辞泉 「瓦礫」の意味・読み・例文・類語

が‐れき〔グワ‐〕【瓦×礫】

1 かわらと小石。破壊された建造物の破片など。「瓦礫の山と化す」
2 値うちのないもの、つまらないもののたとえ。
「風流才子復た―の訳書を待たず」〈織田訳・花柳春話〉
[類語]欠けら・破片・小片・一片・片・断片・片端・切れ端・端くれ・端物

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精選版 日本国語大辞典 「瓦礫」の意味・読み・例文・類語

が‐れきグヮ‥【瓦礫】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「れき」は「礫」の漢音 )
  2. ① かわらと小石。がりゃく。
    1. [初出の実例]「僧正房童部以二瓦礫一打二破僧都房一云々」(出典:権記‐長保元年(999)七月二八日)
    2. 「詩神は瓦礫の中に立ちて泣くほどに人ありて美しき石像を土中より掘り出せり」(出典:即興詩人(1901)〈森鴎外訳〉即興詩の作りぞめ)
    3. [その他の文献]〔魏書‐李安世伝〕
  3. ② ( 比喩的に ) 価値のないもの。つまらないもの。がりゃく。
    1. [初出の実例]「崑山の璧(たま)もみだれたる世には瓦礫(グハレキ)にひとし」(出典:読本・雨月物語(1776)貧福論)

が‐りゃくグヮ‥【瓦礫】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「りゃく」は「礫」の呉音 )
  2. ① =がれき(瓦礫)①〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「本願大悲の大地には、瓦礫(グヮリャク)もあへてきらはれず」(出典:浄業和讚(995‐1335)下)
  3. ② =がれき(瓦礫)②
    1. [初出の実例]「天台師の云く、鏡には必ず有レ像、瓦礫(グヮリャク)は不レ現、中に諸法を具す」(出典:雑談集(1305)一)

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普及版 字通 「瓦礫」の読み・字形・画数・意味

【瓦礫】が(ぐわ)れき

瓦や小石。価値のないもの。〔貞観政要、政体〕玉、美質りと雖も、石に在りて、良工のに値(あ)はざれば、瓦礫と別たず。

字通「瓦」の項目を見る。

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