デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「賀川蘭台」の解説 賀川蘭台 かがわ-らんだい 1796-1864 江戸時代後期の医師。寛政8年生まれ。賀川蘭斎の長男。京都の人。嘉永(かえい)5年典薬寮医員に任命され,ついで女医(にょい)博士(婦人科医の官職)となる。父のつくった産科器具の探頷(たんがん)器は出産後,胎児に傷あとがのこるおそれがあり,これを改良してあらたに纏頭絹(てんとうけん)を考案した。文久4年2月1日死去。69歳。名は満崇。字(あざな)は子徳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例