賀川蘭斎(読み)かがわ らんさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「賀川蘭斎」の解説

賀川蘭斎 かがわ-らんさい

1771-1833 江戸時代後期の医師
明和8年11月23日生まれ。賀川玄吾次男。京都の人。父にまなび,あごにかけて胎児をひきだす産科器具探頷(たんがん)器を考案。寛政12年御所御産御用をつとめる。文化12年典薬寮医員にえらばれ,翌年にはながくとだえていた女医(にょい)博士(婦人科医官職)となった。天保(てんぽう)4年10月19日死去。63歳。名は満定。字(あざな)は子清。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android