賀集珉平(読み)カシュウミンペイ

デジタル大辞泉 「賀集珉平」の意味・読み・例文・類語

かしゅう‐みんぺい〔カシフ‐〕【賀集珉平】

[1796~1871]幕末・明治初期の陶芸家。淡路の人。淡路焼を創始し、諸種釉薬ゆうやく発明。色絵陶などにすぐれた。

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精選版 日本国語大辞典 「賀集珉平」の意味・読み・例文・類語

かしゅう‐みんぺい【賀集珉平】

  1. 幕末、明治初期の陶芸家。名は惟一京都の陶芸家尾形周平を招いて窯(かま)を開き、淡路焼を創始した。寛政八~明治四年(一七九六‐一八七一

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「賀集珉平」の解説

賀集珉平 かしゅう-みんぺい

1796-1871 江戸時代後期の陶工
寛政8年1月15日生まれ。文政のはじめ京焼の陶工尾形周平にであい,郷里の淡路(あわじ)(兵庫県)伊賀野村に窯をひらく。天保(てんぽう)3年周平の指導をうけ,のち淡路にまねいた。13年(1842)藩窯をきずき,黄南京写(きナンキンうつし)や京焼風の陶器をつくる。淡路焼あるいは珉平焼とよばれた。明治4年7月12日死去。76歳。名は惟一。号は勝瑞

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