共同通信ニュース用語解説 「賃金構造統計不正」の解説
賃金構造統計不正
雇用形態や性別、企業規模、学歴などの属性に応じた賃金動向を把握する厚生労働省の統計を巡り、企業を訪問して調査するルールなのに、2006年以前から郵送調査をしていた不正。賃金構造基本統計は特に重要な国の「基幹統計」に位置付けられている。都道府県労働局や労働基準監督署を通じて年1回実施しており、結果は最低賃金の引き上げ目安の検討や、労災保険の給付額算定などに利用されている。
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