建設業や小売、金融など主要産業で働く人の賃金実態を、雇用形態や学歴、勤続年数、役職、企業規模といった項目ごとに集計した調査。総務相が指定する特に重要な「基幹統計」の一つで、厚生労働省が都道府県労働局や労働基準監督署を通じ、年1回実施している。結果は、最低賃金の検討や労災保険の給付額算定などに利用される。
更新日:
出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報
貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...