図書館情報学用語辞典 第5版 「資料保護」の解説 資料保護 資料を,劣化や損傷から守り,できるだけ元の物理的な状態に適切に保つために行う個々の具体的な方策.資料保存が,メディア変換による情報の保存と利用や,協同保存を始めとする保存のための図書館や文書館における協力活動までを意味する幅広い概念であるのに対して,資料保護は,物としての資料を維持することを意味する.環境整備や取扱上の注意などの,資料の劣化や損傷を防ぐための予防的措置と,傷んだ資料に対する最小限の手当てである回復的措置の二つに大別される.[参照項目] 資料保存 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報 Sponserd by