文書館(読み)もんじょかん

百科事典マイペディアの解説

文書館【もんじょかん】

記録公私の文書に限って収集・整理・保存して研究者の利用に供する所。欧米諸国では,その国その時代の歴史研究には重要な役割をもつものとして早くから発達している。日本の文書館制度はきわめて遅れているのが現状であるが,ようやく1987年に公文書館法,1999年に国立公文書館法が制定された。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

もんじょかん【文書館 archives】

中央の政府諸官庁,地方自治体などの公的機関,宗教団体,大学,研究所などの教育・研究機関,私企業その他諸個人が,日々の業務執行上必要とされる文書・記録を保管する場所。これらの文書・記録は〈保管文書archives〉と呼ばれ,手書き,タイプ印字,活版印刷のもの,さらにそれに付属する付図印章なども含まれる。保管文書は専門の管理者(文書館員archivist)により保管され,必要に応じて参照されうる状態に置かれる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

図書館情報学用語辞典の解説

文書館

公私の文書,記録類を保管して利用に供することを目的とした機関,施設.「もんじょかん」とも読む.国や地方自治体などの行政機関が職務上作成した文書類の原資料を保管し,その利用を図る公的施設は公文書館といい,例としては国立公文書館,東京都公文書館などがある.近世以前の古文書を保管する機関は古文書館ともいう.2011(平成23)年に「公文書等の管理に関する法律」が施行され,公文書などの管理に関する基本的事項が定められた.

文書館

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典について 情報

世界大百科事典内の文書館の言及

【文書館】より

…これらの文書・記録は〈保管文書archives〉と呼ばれ,手書き,タイプ印字,活版印刷のもの,さらにそれに付属する付図や印章なども含まれる。保管文書は専門の管理者(文書館員archivist)により保管され,必要に応じて参照されうる状態に置かれる。保管文書はその他の文書・記録と異なる二つの特徴を有する。…

※「文書館」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

iDeCo

個人型確定拠出年金と呼ばれる任意の私的年金制度のひとつ。加入者が毎月決まった金額を積み立てて、金融機関が用意する定期預金・保険・投資信託といった金融商品から運用方法を選び、60歳以降に年金または一時金...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

文書館の関連情報