デジタル大辞泉 「賢し立つ」の意味・読み・例文・類語 さかし‐だ・つ【▽賢し立つ】 [動タ四]利口ぶる。さかしがる。「さばかり―・ち、真字まな書きちらして侍るほども」〈紫式部日記〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「賢し立つ」の意味・読み・例文・類語 さかし‐だ・つ【賢立】 〘 自動詞 タ行四段活用 〙 ( 「だつ」は接尾語 ) さかしいさまをする。かしこいさまにふるまう。利口ぶる。[初出の実例]「さかしだつ人の、おのが上知らぬやうにおぼえ侍れ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)夕霧)「もしさかしだちて、官軍を申請(こは)ば、東国の武士彼に与(くみ)し」(出典:読本・椿説弓張月(1807‐11)後) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例