賢林寺(読み)けんりんじ

日本歴史地名大系 「賢林寺」の解説

賢林寺
けんりんじ

[現在地名]小牧市藤島町 居屋敷

藤島山と号し天台宗本尊十一面観音。寺に伝わる藤嶋山記録によると、野田のた(現春日井市)密蔵みつぞう院末寺であった。建永元年(一二〇六)創建、その後、度々の戦火で焼失したが、元亀元年(一五七〇)に再興された。本尊は秘仏で最近では大正三年(一九一四)に開帳された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android