精選版 日本国語大辞典 「質に取る」の意味・読み・例文・類語 しち【質】 に 取(と)る ① 質として財物を受け取る。[初出の実例]「小野宮は、むかし惟喬のみこの、双六のしちに取給へる所也」(出典:古今著聞集(1254)一二)② 人質を預かる。人質にする。[初出の実例]「其の妹を質(しち)に取(とり)て、刀を差充(さしあて)て抱て居けり」(出典:今昔物語集(1120頃か)二三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例