質に取る(読み)シチニトル

精選版 日本国語大辞典 「質に取る」の意味・読み・例文・類語

しち【質】 に 取(と)

  1. 質として財物を受け取る。
    1. [初出の実例]「小野宮は、むかし惟喬のみこの、双六のしちに取給へる所也」(出典:古今著聞集(1254)一二)
  2. 人質を預かる。人質にする。
    1. [初出の実例]「其の妹を質(しち)に取(とり)て、刀を差充(さしあて)て抱て居けり」(出典今昔物語集(1120頃か)二三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む