贈の板(読み)オクリノイタ

デジタル大辞泉 「贈の板」の意味・読み・例文・類語

おくり‐の‐いた【贈の板】

栴檀せんだんの板

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精選版 日本国語大辞典 「贈の板」の意味・読み・例文・類語

おくり‐の‐いたをくり‥【緒繰板・贈おくり板】

  1. 〘 名詞 〙(よろい)付属品一つ栴檀板(せんだんいた)のこと。中央に二、三個の穴があり、これに緒を通して体に結びつけるところからいう。壺袖(つぼそで)壺板(つぼいた)
    1. [初出の実例]「たかのの四郎が駒ひっそばめてひかへたる、よろいの袖の三のいた、めてのわいだて、おくりの板、きものたばねをするりととをし、あひびきかけてうらをかけ」(出典:幸若・高たち(室町末‐近世初))

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