壺袖(読み)ツボソデ

精選版 日本国語大辞典 「壺袖」の意味・読み・例文・類語

つぼ‐そで【壺袖】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 小袖の袖の一種袖口をせまく縫いつけてある丸袖。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  3. 室町末期の鎧(よろい)の袖の一種。各段を弓形に反らせて裾すぼみに威(おど)した袖。
    1. 壺袖<b>②</b>〈中古甲冑製作辨〉
      壺袖〈中古甲冑製作辨〉
    2. [初出の実例]「黒革威の腹巻に、つぼ袖をゆひつけ」(出典:大内義隆記(1552頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む