壺袖(読み)ツボソデ

デジタル大辞泉 「壺袖」の意味・読み・例文・類語

つぼ‐そで【×壺袖】

たもとのない袖。筒袖
よろい胴丸腹巻きの袖の一。上部が広く、下の方がしだいに狭く作られている。

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精選版 日本国語大辞典 「壺袖」の意味・読み・例文・類語

つぼ‐そで【壺袖】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 小袖の袖の一種袖口をせまく縫いつけてある丸袖。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  3. 室町末期の鎧(よろい)の袖の一種。各段を弓形に反らせて裾すぼみに威(おど)した袖。
    1. 壺袖<b>②</b>〈中古甲冑製作辨〉
      壺袖〈中古甲冑製作辨〉
    2. [初出の実例]「黒革威の腹巻に、つぼ袖をゆひつけ」(出典:大内義隆記(1552頃))

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