赤土煙草(読み)あかつちタバコ

精選版 日本国語大辞典 「赤土煙草」の意味・読み・例文・類語

あかつち‐タバコ【赤土煙草】

  1. 〘 名詞 〙 タバコ一種江戸時代、常州久慈郡赤土村(現在の茨城県常陸太田市)でとれたタバコ。赤舞(あかまい)とも称した上等品。あかつち。
    1. [初出の実例]「莨(たばこ)はよしのたばこ、たて烟草、服部たばこ、赤土烟草」(出典随筆独寝(1724頃)上)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「赤土煙草」の意味・わかりやすい解説

赤土煙草
あかつちたばこ

水府煙草(すいふたばこ)の一つ。江戸時代、常陸(ひたち)国(茨城県)久慈(くじ)郡赤土村(現、常陸太田(おおた)市)で産した上等品の煙草

[編集部]

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