赤尾の道宗(読み)あかおの どうしゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「赤尾の道宗」の解説

赤尾の道宗 あかおの-どうしゅう

1452/62-1516 室町-戦国時代の仏教篤信者。
享徳元/寛正(かんしょう)3年生まれ。越中(富山県)赤尾の人。浄土真宗本願寺の蓮如(れんにょ)に傾倒,「御文(おふみ)」を多数写伝し,文亀(ぶんき)元年「赤尾道宗二十一箇条」をかいて信心につとめた。後世,浄土真宗の篤信者をさしていう妙好人(みょうこうにん)の典型とされた。永正(えいしょう)13年死去。55/65歳。俗名は弥七,弥七郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android