日本歴史地名大系 「赤石宿」の解説 赤石宿あかいししゆく 宮城県:仙台市旧名取郡地区坪沼村赤石宿[現在地名]仙台市坪沼 南赤石坪沼(つぼぬま)の西北端、名取川右岸の低い段丘上にある。笹谷(ささや)街道の宿場で、茂庭(もにわ)宿から名取川に沿って二口(ふたくち)越出羽道と一緒になった道筋を茂庭村小塚(こづか)の道祖神の小祠を過ぎた所で南に折れ、名取川を船で対岸に渡り、坂を少し登って小高い平地に出たところにある。宿場定(四冊留)によると、茂庭宿までの里程は一里余で、賃銭は本馬二七文・軽尻一八文、南の碁石(ごいし)宿(現柴田郡川崎町)までは一里一町余、本馬二六文・軽尻一七文である。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by