赭面(読み)しゃめん

精選版 日本国語大辞典 「赭面」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐めん【赭面】

  1. 〘 名詞 〙 顔を赤らめること。また、その顔。あから顔。赤づら。しゃがん
    1. [初出の実例]「巫山之神洛川之妃猶可赭面云々」(出典明衡往来(11C中か)下末)
    2. [その他の文献]〔白居易‐新楽府・時世妝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「赭面」の読み・字形・画数・意味

【赭面】しやめん

顔を赤く塗る。〔唐書、吐伝上〕(貞観)十五年、妻(めあは)すに宗女を以てす。~、國人の赭面なるを惡(にく)む。弄贊、令を國中に下して、之れを禁ぜしむ。

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