起坐(読み)きざ

精選版 日本国語大辞典 「起坐」の意味・読み・例文・類語

き‐ざ【起坐・起座】

  1. 〘 名詞 〙 起きあがってすわること。すわりなおすこと。また、座をたつこと。
    1. [初出の実例]「冝天下諸国、莫男女老少、起坐行歩口閑、皆尽念誦摩訶般若波羅密」(出典続日本紀‐天平宝字二年(758)八月丁巳)
    2. 「威儀師覚俊起座(キザ)して、南の弘庇(ひさし)に出でて」(出典:源平盛衰記(14C前)三)
    3. [その他の文献]〔白居易‐与微之書〕

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普及版 字通 「起坐」の読み・字形・画数・意味

【起坐】きざ

起居たちい。魏・劉徐幹に贈る〕詩 子を思うて心曲を沈ましむ 長して言ふこと能はず 第を失ひ 一日に三四たび

字通「起」の項目を見る

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