起龕(読み)キガン

精選版 日本国語大辞典 「起龕」の意味・読み・例文・類語

き‐がん【起龕】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「龕」は棺の意 ) 仏語。荼毘(だび)に付すために棺を送り出すこと。禅宗で用いる。
    1. [初出の実例]「起龕蘭州」(出典:空華日用工夫略集‐永徳二年(1382)六月一五日)
    2. 「焼香の和尚、諷経(ふぎん)東学〈略〉起龕(キガン)鎖龕〈略〉など役々をつくし」(出典談義本・教訓続下手談義(1753)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む