起龕(読み)キガン

精選版 日本国語大辞典 「起龕」の意味・読み・例文・類語

き‐がん【起龕】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「龕」は棺の意 ) 仏語。荼毘(だび)に付すために棺を送り出すこと。禅宗で用いる。
    1. [初出の実例]「起龕蘭州」(出典:空華日用工夫略集‐永徳二年(1382)六月一五日)
    2. 「焼香の和尚、諷経(ふぎん)東学〈略〉起龕(キガン)鎖龕〈略〉など役々をつくし」(出典談義本・教訓続下手談義(1753)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む