超人哲学(読み)ちょうじんてつがく

精選版 日本国語大辞典 「超人哲学」の意味・読み・例文・類語

ちょうじん‐てつがくテウジン‥【超人哲学】

  1. 〘 名詞 〙 伝統的キリスト教の説く弱者道徳を否定して、生命力にあふれ、民衆を支配する権力をふるいながら自己可能性極限まで実現していく理想的人間を究極目的とするニーチェ哲学超人主義
    1. [初出の実例]「それは Nietzsche(ニイチェ)の超人哲学(テウジンテツガク)であった」(出典妄想(1911)〈森鴎外〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android