越方村
おちかたむら
[現在地名]園部町越方
東南に蛇行する大堰川左岸に位置する。西から南にかけては大堰川を境に上河内村と高屋村に対し、南東は佐切村、東・北東は中村(現日吉町)。村域の大部分は山地で、南東部大堰川沿いに耕地と集落がある。江戸時代は仙洞御料所。
氏神の八幡宮の奉祀のため毎年五人の頭役が選ばれ、うちの一人が禰宜を勤める。禰宜役は一年間家の戸口に注連縄を張り、葬式にも列席しない。やむをえない時はほかの人に一時その役を預ける。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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