精選版 日本国語大辞典 「趣け」の意味・読み・例文・類語 おも‐むけ【趣・赴】 〘 名詞 〙 ( 下二段活用動詞「おもむく(趣)」の連用形の名詞化 ) ある方向へ向かわせること。仕向け。意向。教化。おもぶけ。[初出の実例]「唯(たた)信濃国(しなののくに)越国(こしのくに)頗(すこふ)る化(オモムケ)に従(したか)はず」(出典:日本書紀(720)景行四〇年是歳(北野本訓))「いひ出づることなくて止みぬるばかりの、人の御おもむけも、あながちなりし心の引く方にまかせず」(出典:源氏物語(1001‐14頃)須磨) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例