足利俊綱 あしかが-としつな
?-1183 平安時代後期の武士。
下野(しもつけ)(栃木県)足利荘を領し,仁安(にんあん)(1166-69)のころに領主職を新田義重にうばわれたが,平重盛にうったえて奪還。そのため源頼朝挙兵の際は平家方に属した。寿永2年9月頼朝方の和田義茂(よしもち)に攻められ,自分の家臣桐生(きりゅう)六郎に殺された。これにより秀郷流(ひでさとりゅう)足利氏はほろびた。通称は太郎。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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