足枕(読み)アシマクラ

デジタル大辞泉 「足枕」の意味・読み・例文・類語

あし‐まくら【足枕】

足をのせる寝具。むくみ解消などの効果があるほか患部保護や床ずれ防止にも用いられる。フットピロー

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精選版 日本国語大辞典 「足枕」の意味・読み・例文・類語

あと‐まくら【足枕・後枕】

  1. 〘 名詞 〙 寝た時の足の方と頭の方。足もとと枕もと。
    1. [初出の実例]「反側(こいまろび)呼号(よばひおら)びて頭脚(アトマクラ)往還(かよ)ふ」(出典日本書紀(720)雄略即位前(前田本訓))
    2. 「男女の君達あと枕にさしつどひて」(出典:平家物語(13C前)六)

あし‐まくら【足枕】

  1. 〘 名詞 〙 ほかの人の足を枕として寝ること。
    1. [初出の実例]「足枕手枕鹿のむつまじや」(出典:俳諧・一茶発句集(1829)下)

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